飼い猫の死
みなさん、お久しぶりです。のんびり まりです。
今日、飼い猫が亡くなりました。
年齢は推定13歳。猫の平均寿命より若くして亡くなりました。突然具合が悪くなり、何が直接の死因なのかも分からず、といった状況です。
その為、今はまだ亡くなったと云う実感があまりなく、こうしてブログを書いています。
出会いは思い返せば私が高校2年生の夏。
進路に悩み、課題が終わらず、もやもやとした気持ちを持って机に向かっていた夜。
どこからともなく、赤ちゃんが鳴く声が聞こえてきて、事件では…!と不安になり、家の周りを懐中電灯の灯りで照らしながら探索。
音源を確かめながら練り歩くとそこには小さな子猫が1匹。必死に鳴いていました。
その姿を見て、保護しようと思い、手の中で暴れる子猫を捕まえ、昔飼っていたハムスターの小屋にいれました。
触れるもの皆全て敵だと言わんばかりにシャーシャーと健気に威嚇していて、この子を飼うのは厳しいかな…なんて思いましたが、色々あって我が家の子として受け入れることになりました。
子猫の頃はヤンチャでよく走り回ったり、海苔の佃煮についてくる紐で遊んだり。よく枕元で寝てくれていました。
あっという間に成猫になり、私も大学進学で実家を離れてからも、時々帰省すると子猫の頃のように遊んでくれました。
甘えてくる時は餌が欲しい時だけで、あまり懐いてくれなかったけど、今思うと楽しかったことばかりです。
掃除機の音が苦手で逃げ回ったり、
窓の外を見て物思いに耽っていたり、
餌が欲しくてコップやコーヒーの瓶を落としたり、
知らない人が来ると急いで押し入れに逃げ込んだり、
またたびの実で大興奮したり、
羽毛布団の上でおしっこしたり、
トイレが面倒で台所で済ませたり、
ハーネスや首輪が嫌で自力で取ったり、
ところ構わず気持ち悪くなったら吐いていたり、
色々大変なこともあったなと思います。
その一方で
泣いていたらそっと近くに来てくれたり、
帰省しても威嚇せず遊びに付き合ってくれたり、
時々一緒に寝てくれたり、
写真を撮らせてくれたり、
本当は触られるのが嫌なのに撫でさせてくれたり。
君といると毎日楽しかったし、自分にきょうだいができたみたいで本当に嬉しかったし、充実していました。
もう君に会えないと思うと残念でならないし、最期を看取ることもできず、一人で死んでいったことも残念に思うけれど、天国では大好きだった いなばの金のだしをいっぱい食べて心穏やかに過ごしてね。
今までありがとう。そして、また会おうね。
それまで、さようなら。